レセプショニスト
仕事内容・働き方・レセプショニストになる方法をご紹介
「レセプショニストってどんな仕事?」
こんな風に思っている方は多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、レセプショニストの仕事内容や働き方、レセプショニストになる方法などをご紹介します。
レセプショニストのことを知って、ぜひあなたの転職活動に活かしてくださいね。
Index
1.【レセプショニスト】とは
まずは、レセプショニストについてご紹介します。
1-1.レセプションの意味
レセプショニストとは、英語の「reception(レセプション=受付)」が語源です。受付をする人という意味を持ちます。
レセプションには他にも「歓迎会」「招待会」「バレーボールでサーブを受けるプレー」などの意味がありますが、職業に関しては「受付」という意味で使われます。
1-2レセプショニストの役割
レセプショニストとは、主に受付業務やフロント係、お客様の応対業務を行う職業です。勤務場所は多岐にわたり、ホテル・サロン・ギャラリー・結婚式場・病院・コンサートホールなどが挙げられます。それぞれの勤務場所によって、レセプショニストの役割は異なりますが、会場案内やイベント企画まで行なっていることもあります。
2.【レセプショニスト】の仕事内容
次に、レセプショニストの仕事内容について見ていきましょう。レセプショニストは、勤務する場所によって仕事内容が異なりますので、それぞれの違いもご紹介していきます。
2-1.展示会・ショールーム
展示会やショールームのレセプショニストは、主に企業向けのビジネスフェアなどで受付業務を行います。お客様は企業の担当者・役員・社長など、様々な方がいらっしゃいます。高いビジネスマナースキルはもちろんのこと、展示会やショールームで行われている内容についての理解も必要です。場合によっては、会場内で行われているイベントなどを、お客様におすすめすることもありますので、タイムスケジュールや催しの内容などをしっかり把握しておく必要があります。
2-2.レストラン
レストランのレセプショニストは、お客様の受付や会計、案内(ホール担当者への引き継ぎ)などの業務を行います。特に週末や年末年始、クリスマスなどは予約の受付や変更などが多く、お客様とのやりとりが多くなります。人数の変更などは、食材の発注などに関わり、店の売り上げなどにも直結するので、厨房スタッフとの連携も必要になってきます。また、レストランはビジネスでの利用や、パーティーなどでも使われることがあるので、状況に応じたマナーの習得は不可欠です。
2-3.病院
病院のインフォメーションスタッフは、病院に来る人の症状などを聞き、適切な診療科への案内や、診察券・保険証の確認、問診票管理、電話対応、会計などを行います。病院には赤ちゃんからお年寄りまで、様々な年齢層の患者さんが来るので、相手の状況や年齢に応じた思いやりのある対応が必須です。
2-4.美術館・博物館・劇場・コンサートホール
美術館・博物館・劇場・コンサートホールのレセプショニストは、受付だけでなく、チケットの確認、パンフレット配布、座席への案内、クロークなどを担当します。劇場やコンサートホールでは、開演や休憩時間など、常に時間を確認しながら、その時々に行うべき業務につきます。また、開演後に遅れてきたお客様を席にご案内することもあり、他のお客様のことも配慮しつつ、適切なタイミングを見計らうなど、状況を判断する力も必要です。閉園後にはアンケートを受け取ったり、忘れ物を確認したりと、劇場やコンサートを円滑に運営するために、必要不可欠な職種です。
2-5.美容室・美容院・サロン
美容室やサロンなどのレセプショニストは、主に予約の確認や変更、席へのご案内や会計などを行います。美容室では広告媒体を使用していることが多く、プランなども媒体によって異なるため、トラブルなどが起こらないよう、お客様の予約内容などをしっかりと確認する必要があります。また、お客様によっては、フレンドリーさを求められることもあるので、臨機応変に対応する力も必要です。
3.【レセプショニスト】の働き方
レセプショニストとして働く場合の、雇用形態や勤務時間、給料などの待遇面を見ていきましょう。
3-1.雇用形態(正社員・派遣社員・アルバイト)
レセプショニストの雇用形態は、正社員や派遣社員、アルバイトなど様々です。企業によっては、フロント業務を外部の企業に委託しているところもあります。雇用形態が様々なので、比較的ライフスタイルに合わせて働きやすいのも特徴です。
3-2.勤務時間・休日
レセプショニストの勤務時間や休日は、勤務場所によって異なります。企業や病院などでは、9〜18時のことが多く、土日祝が休日のことがほとんどです。一方、美術館、博物館、劇場、コンサートホール、ホテルやレストランなどは、シフト制のことが多く、勤務時間なども不規則なことがあります。
3-3.給料
レセプショニストの給料は、勤務する場所や雇用形態によって異なるため、一概には言えませんが、おおよその相場は以下の通りです。
・正社員:初任給18〜20万円程度
・アルバイト:時給1,000〜1,500円前後
全体的な給与相場としては、決して高いとは言えませんが、柔軟な働き方やキャリアアップ制度を導入している職場も多いため、自分次第で待遇や年収を上げることも可能です。
3-4.服装
レセプショニストの服装は、働く場所によって違いますが、制服が用意されていることが多いです。また、制服が用意されていなくても、オフィスカジュアルなど服装に関して指定がある場合もあります。
4.【レセプショニスト】になるには
最後に、レセプショニストになるために必要な資格などをご紹介します。
4-1.必要な資格
レセプショニストには、特に必要な資格などはありません。しかし職場により英語や中国語をはじめとした語学力が必要なケースもあり、給与に反映されることもあります。また、一般常識やマナーなどは、レセプショニストになるためには必須のスキルです。
4-2.向いている人
レセプショニストに向いているのは、コミュニケーション能力が高く、視野の広い人です。レセプショニストはお客様ひとりひとりに向き合い、ご要望などをきちんと理解し、対応しなければなりません。そのためコミュニケーション能力が重要なのです。また、今何をすべきか、次はどう行動すべきかなど、常に周りの状況を判断しながら仕事をする必要があるため、視野の広い人に向いている職業と言えます。
4-3.求人を探す
レセプショニストになる方法は以下の2つです。
・レセプショニストを探している企業に応募する
・レセプショニストの求人が多い人材派遣会社に登録する
ひとつめはレセプショニストを探している企業に直接応募する方法です。まずは希望する企業が、レセプショニストを募集しているかを確認し、応募するのが良いでしょう。ふたつめのレセプショニストになる方法は、人材派遣会社に登録することです。その場合、レセプショニストの求人数が多い人材派遣会社が良いでしょう。
5.まとめ
レセプショニストの仕事内容や働き方についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
レセプショニストは、比較的ライフスタイルに合わせた働き方ができ、経験やスキル向上によりで年収アップも見込まれる魅力的な職業です。
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